スペインに行ってきたの巻
2日目(2002年8月7日水曜日)

まずは本日の予定から。↓
地名 現地時間 スケジュール
マドリード 午前 マドリード市内半日観光・観光バス利用
ゴヤやエル・グレコの作品を展示した
プラド美術館(入場)、王宮(下車)
スペイン広場(下車)などを訪れます。
マドリード 午後 自由行動

朝起きてホテルで朝食。ホテルロビーに集合後観光バスに乗る。乗り継ぎ便に日本人4人しか乗って無いと思っていたら、36人ほど同じツアーだ。と云うことは、大阪からこのツアーでスペイン来てるのは4人か。どうも他の人は東京発みたいだ。頑張れ関西人(←意味不明)ま、午前中は上の予定表通りまわった。プラド美術館はフラッシュを焚かなければ撮影オッケーでした。とてもたくさん展示があって、代表的なのを解説を聞きながらみてまわった。各国版ガイドブックが売店に売っていたので、日本語版を購入した。見終わった後、バスに乗り三越で解散。陰謀を感じる(爆)百貨店と云うよりは店鋪と云った感じで小さい。ブランド物とか売ってるが見ずに自由行動に突入。目指すはピカソのゲルニカが置いてあるレイナ・ソフィア王妃美術館。行く前に作戦を練るため喫茶店(←本当はそうじゃなかったが)に入った。フロアに店の人が1人しかいないためなかなか注文を聞きに来ない。手を上げ呼び止める。テ・コン・レチェを2つ頼んだ。ミルクティ2つだ。英語はほとんど通じないので、旅行前にもらったガイドブックを頼りに注文した。テはティーでコンはウィズでレチェはミルクだ。で数字が大変、英語と全く違う。2はドスだ。ちなみに1はウノ。テ・コン・レチェ ドスで通じる。ま、2人の旅行なんで1と2がわかってりゃいいが。4はわかりやすい、クワトロだ、シャア(クワトロ・バジーナ)と覚えればいい。シャアが何故クワトロと名乗ったのかは、4つ目の名前だからという説がある。はじめがキャスバル・ダイクンで2つめがマス家に養子に云った時の名前、3つ目はお馴染みシャア・アズナブルだ。そんなことはさておき、本当は暑かったので、アイスミルクティが欲しかったのだが、この時点でその言葉を知らなかったため注文できなかった。クーラー効いてたしええねん(←負け惜しみ)アイスといったら怪訝そうな顔をされると思う。ポットで出てきて3杯分ぐらいあった。満足。レチェもどうも普通のミルクと違うかも。微妙に甘いので砂糖なんていらない。普段自宅でミルクたっぷりミルクティを1日に何杯も飲んでいる私達には非常にうれしいモノだ。これだけでスペインいいよねぇ状態だ。しかも安いし量も多い。どこで注文してもちゃんとポットで出てくるのもグー。問題は例の飛行機乗り遅れそう事件があったので、ガイドブックを忘れてきてしまった。JTBから支給された簡単なガイドブックしかない。それに地図やら単語やらのってるのはのってるのだが、頼り無い。しかたがないが、もう日本語のスペインガイドブックは手に入らない(爆)とりあえずレイナ・ソフィア王妃美術館までは近そうなので、行ってみることにする。で、お金払って店を出るわけだが、スペインはレジがない。自分の席に呼んで会計してもらうのだ。会計してください(La cuenta por favor ラ クエンタ ポル ファボール)と云ってみた。そしたらラ クエンタとか言い返してきたので、うなずいてみた。小皿にレシート持ってきてくれたのでお金を入れて出る。やれそう。ポル ファボールはプリーズみたいなもんなので、ラ クエンタといったほうが分かりやすそうだった。以後ラ クエンタで通す。

↓こんだけしか知らんかったぜスペイン語

コーヒー Cafe' カフェ
エスプレッソ コーヒー Cafe' solo カフェ ソロ
紅茶 Te'
ミルク Leche レチェ
Agua アグア
炭酸入りの水 Agua con gas アグア コン ガス
炭酸無しの水 Agua sin gas アグア シン ガス
ミルクコーヒー Cafe' con leche カフェ コン レチェ
ミルクティー Te' con leche テ コン レチェ
レモンティー Te' con limo'n テ コン リモン
ビール Cerveza セルベッサ
白ワイン Vino bkanco ビノ ブランコ
赤ワイン Vino tinto ビノ ティント
挨拶 Hola オラ
ありがとう Gracias グラシアス
はい Si シー
いいえ No ノー
トイレ Servicio セルビシオ

会計してください。
La cuenta por favor ラ クエンタ ポル ファボール

スペイン語はこのへんにして話を戻そう。レイナ・ソフィア王妃美術館に行くのだ。歩いていける距離なので歩いて行くことにする。しかし首締め強盗がでるとかさんざん云われてたんでビクビクものである。そこは恐いもの見たさ、ヤバそうな細い通りを通ったら酔っ払いのおっさんがいてびびったり、地下鉄の入り口にヤバそうな人がたむろしていた場所を3箇所も通ってしまった。結局なんにもなかってよかったが。無事到着。お腹が減ったので美術館のそばの店でご飯を食べる。ちょうどプレート料理みたいなのがあって、1枚の皿というかトレーみたいなのに色々乗ってるのがあったのでそれを注文。ポーク、フライドポテト、目玉焼き、サラダが乗ってるのを頼んだ。味は普通か。腹ごしらえが終わったので美術館に入る。ここでは撮影禁止なので、カメラを預ける。イサム・ノグチの企画展をたまたまやっていた。先にこれを見ることにする。真っ暗な展示室でびっくりする。順番にみていって分かったのだが、作品の見せ方が凝りまくっている。真っ暗な展示室。砂の上に効果音付きで置かれた作品。舞台美術をモニタで動画映像として展示。ガラス板の窓に上から水を流しての展示。日本の庭を模した、砂に石が置かれた順路。作品コンセプトが変わりそうなギリギリのところまで凝った見せ方をしてある。これをみるにつけ日本の実情はお寒い。がっかりイリュージョンを感じてしまった。やはり日本は芸術に対する理解がかなり低いと云わざるおえない。で、貴重な才能をもったアーティストが海外に出て行っても仕方ない。国民性の問題にしてもちょっと差がありすぎる。などと考えながら見た。次は順番に一般展示室を見る。一番の見どころはピカソの「ゲルニカ」だ。ここにオリジナルが置いてある。やはりオリジナルは凄い。スペインまで見に来てよかった。グレーが美しい。そしてデカイ。他に面白かったのはミロの彫刻がよかった。数もたくさんあったし。あと細かいのもいろいろあった。イヴ・クラインの作品も何点かあった。インターナショナル・クラインズ・ブルーを見たのは久しぶりだ。2〜3時間ぐらいはみてたかもしれない。売店にガイドブックが売っていたのだが各国語版そろっていて、日本語版もあったので購入した(←帰ってからも見て無い、みろよ自分)。美術館を出る前にのどが乾いたので中庭に出て売店でコーラ飲んでくつろぐ。となりの席に「くまちゃん」がいた(爆)といっても本物の動物のクマではなく人間だ。なぜ「くまちゃん」かと云うと向こうの人は毛深い(爆)そのお方は顔もヒゲをたくわえておられ、ほぼ全身毛で被われているように見えた。しかも真っ黒なので余計目立った。そんな観察君大会を終えた後、預けてたカメラを返してもらい美術館を出た。さよなら「くまごろう親分」(←名前変わってるやん)帰りはぐったりイリュージョンなので、タクシーでホテルまで直行で帰る。決して帰り道が恐かったのではない(爆)初タクシーだ。運転手さんは親切でええ。このあと結構タクシー使ったが、運転手さんはみんなええ人で心配なし。今回は半端な金額になったので、普通はチップとなるところが、何故かまけてくれた。貧乏そうに見えたのだろうかと心配になった(爆)ホテルまで3.05エウロを3エウロに(爆)1エウロ120円ぐらいか。だいたいメーターが1エウロから始めるので日本のタクシーに比べて絶対安い。ホテルに着くとまたもや隣のスーパーへ買い出し大会。ペットボトルのミネラルウォーター、缶ビール等を購入。夕食を食べようとホテルのレストランに行くと混んでて入れない。外に出て食べられそうな所を探す。うろうろした末にすぐ近くのバールに入った。食事かどうか確認されると横のつながってるレストランに通された。メニューは写真入りで注文しやすそうだったので、指差して注文。水、サラダ、パエリア。サラダは普通。パエリアはおいしかったが、おじあっぽくて、かなり塩辛かった。半分残した程塩辛かった。しかし美味しかった。塩辛すぎるよ(爆)で最後にテ・コン・レチェをドス頼んだ。で魔法の言葉、ラ・クエンタ!2人で30エウロぐらいだった。安いと思った。ホテルに帰りぐったりして寝る。よく歩いた1日だった。

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ホテルで朝食

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マドリードの楽器屋さん(←まるで意味なし)

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プラド美術館

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プラド美術館

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王宮

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王宮

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スペイン広場(解散場所付近)

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マドリード市内の道
レイナ・ソフィア王妃美術館への途中)
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